【多肉植物には春秋型、夏型、冬型がある】が分かると育てやすくなります

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多肉植物には春秋型、夏型、冬型があります

多肉植物をベランダで育てている時に同じ場所で同じように水やりをして同じ管理をしているのに、何故か弱って萎んだり最悪枯れてしまうことはありませんか  

それ、春秋に適した多肉植物夏に適した多肉植物そして冬に適した多肉植物を一緒に育てているかもしれません😳

多肉植物を育て始めた頃、みんな同じように育てているのになぜか調子が悪くなっていく子がいます…

ウチで育てた黒法師(アオエニウム属)は8月になり調子が悪くなったので、土の配合を変えてみたり日当たりの良いところに移動したり色々やってみましたが結局枯れてしまいました🥲

黒法師は暖かい季節は休眠期に入る冬に適した多肉植物なので、暑くなる8月に触りまくってたことを考えると弱って枯れるのは当然ですね😅

黒法師のような失敗を繰り返さないように同じ季節に育つ多肉植物を分類しようと思います😄

目次

春秋に適した多肉植物

最初は植物達にとって育てやすい春秋に適した多肉植物達です。

セダム属

寒さに強く関東以西なら屋外で越冬するものも多数あります。

植替えは春か秋に行い、挿し芽は秋が最適です。

パープルヘイズ、乙女心、虹の玉

エケベリア

ロゼット状の葉が特徴で、葉の形や色が多彩で小型種から大型種までさまざまあります。

夜になっても温度が下がらない日本の夏を嫌うものが多いです。

桃太郎、白牡丹、七福神、マディバ、ムーンストーン 

センペルビウム

耐寒性があり、戸外での越冬も可能。

夏の高温と蒸れに弱く夏は雨避けして遮光し涼しく過ごさせます。春先に植え替え、子株を切り取って増やせます。

ガゼル、パシフィック・ヘップ 

ハルオチア

小型で、葉の形態や色彩が変化に富み、表面に半透明な「窓」がある軟葉系は最近人気があります。

軟葉系は直射日光を遮った柔らかい光線で管理して、硬葉系は軟葉系より若干光を好みます。

オブツーサ、水晶、


夏に適した多肉植物

日光耐性のメカニズム

棘(とげ)の役割
サボテンの棘は、単に動物から身を守るだけでなく、日光対策としても重要な機能を果たしています。棘は植物の表面積を増やし、熱を効率的に放散させる役割があります 

細毛の機能
多くのサボテンや多肉植物に見られる細毛は、日光を反射させる働きがあります。これにより、植物体への直接的な熱の吸収を軽減し、過度の温度上昇を防いでいます

白い粉の効果
一部の多肉植物の葉に見られる白い粉(ブルーム)は太陽光を反射し、植物体内への熱の侵入を抑える役割を果たしています

サボテン

(マミラリア属)

サボテンの中でも日光を好み、特に白い棘が生えているタイプは強い光を当てて育てると棘が美しくなります。

蒸し暑さは苦手だがサボテンの中では育てやすい。

銀手毬、桜月、金手毬 

アロエ属

多肉植物として栽培されるのは小型種で木立アロエや食用のアロエ・ベラがよく知られる。

日当たりが悪いと徒長するのでよく日に当てる。戸外で越冬できるが霜に当てると痛むので軒下に置く。

木立アロエ、ベラ、翡翠殿 

カランコエ属

生育期の夏は屋外で雨に当てても育てられる品種が多いが、風通しよくして管理する。

冬の寒さに弱いので5℃以下になる場合は室内に入れるか戸外に置く時は不織布で覆い冷風を遮断する。

月兎耳、フミリス、ミロッティー 


特にエケベリア属の中には、葉面に粉(ブルーム)を持つものが多く、ブルームが夏の日光や乾燥から保護します

種類名特徴日光耐性葉面の粉の量備考
エケベリア・ラウイ葉全体が白っぽい粉で覆われている高い多い非常に美しいが、粉が取れやすい
エケベリア・パウダーブルー厚めの葉で青白い粉が特徴中~高多い光沢のあるブルーの色味
エケベリア・プリドニス薄いブルームがあり、強い日差しにも比較的耐えられる高い中くらい成長が速く、繁殖も簡単
エケベリア・メキシカンスノーボール粉っぽい白い葉が密集高い多い美しいロゼット型、夏の暑さに強い
エケベリア・ルンヨニー銀白色の粉が全体に付いており、暑さにも強い中~高中くらい夏の間も元気に育つ
ブルーム有りエケベリア

粉(ブルーム)は、植物が太陽からの強い光や乾燥から守る役割を果たしています。特に夏場に太陽光が強い場所では、粉のある品種が適しています
ただし、粉はこすったり触ったりすると簡単に取れてしまうため、取り扱いには注意が必要です

これらの特徴は、サボテンや多肉植物が乾燥した環境や強い日差しに適応するために進化させた結果です。これらの植物は、水分の保持と過度の熱吸収の防止を両立させるために、こうした独特の形態を発達させてきました

サボテンや多肉植物は日光に強いとはいえ、急激な環境変化には弱い面もあり長期間室内で育てられていた植物を突然強い直射日光にさらすと、日焼けなどのダメージを受ける可能性があるので屋外に出す際は徐々に日光に慣らしてください

夏型のサボテンや多肉植物のこれら特徴的な外観から夏型の判断材料にしてみてください😄

冬に適した多肉植物

アオエニウム

ロゼット状に重なる葉が特徴で、大株に仕立てることができる。

成株になると盛り上がるように上部の茎が伸び、黄色や白、ピンクなどの花をつける。

黒法師、明鏡錦 

リトープス属

色鮮やかな見た目から「生きた化石」と呼ばれる。茎と葉が一体化し、動物からの食害を避けるために石に擬態して身を守っている。

春秋の成長は緩やかで夏は休眠する。霜が降りるほどの寒さの時は室内に取り込むか不織布で防寒する。

福来玉、オリーブ玉、菊章玉



分類して分かったこと

今の多肉植物棚

この写真をよく見て下さい。見ての通りいまだに春秋型のエケベリア夏型の玉手毬が一緒のカゴの中に入ってます😳

このままでは、この中のどれかが今年も調子を崩し土の配合を変えたり水遣りを変えてみたりと間違った処置をを繰り返すところでした😅


まとめ

春秋型

30°以上になる夏と5°以下になる冬の間は日陰や屋内で育成する

ポイント

春秋型の多肉植物には8〜10月の強い直射日光を当てると日焼けしたり弱ったりするので、直射日光が当たらない場所へ移動させましょう

夏型

外気温が5°を下回らなくなったら屋内からだし日光に当てて育成する

室内から出す時は、急激な変化にならない様に10日ほどかけて徐々に慣らしていく

休眠期は棚の奥の陰になる場所に置き日照量を抑える

冬期、寒さに特に弱い月兎耳などは室内にいれ、それ以外は不織布で防寒する

多肉植物を同じ季節ごとに分類し同じカゴに入れ生長期、休眠期の場所のローテーションをカゴの移動で行うと簡単にできます。

これらのことをやっていきベランダで育てている全部の多肉植物を可愛く成長させられるようになりたいですね。😄

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この記事を書いた人

2018年からマンションの3F南向きベランダで、可愛いミニばらを育て始めてから
毎年少しずつ増えて今ではベランダの半面が植物🪴たちで覆われくらいになりました😄

ベランダ園芸当初はバラを枯らしたり、多肉植物を枯らしたり
最近でも、寒波にやられてゼラニウムと月兎耳(多肉植物)を枯らしたりと

まだまだ試行錯誤の日々が続いていますが、

株増しによってウンベラータやバラ、多肉植物を増やすことが段々できるようになって

園芸が面白くなってきました😊
*挿し木や葉押しができるよになるととても楽しくなりますよ😄*

そんな試行錯誤の中で気づいた事やヒントになったことを綴っています。^_^

ゆる〜く そうだよねぇ〜 って共感して貰えたら嬉しいです。😄

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