全国で桜の開花や満開日のニュースが流れてくるようになりました。今年はお花見が賑わいそうですね😄
パッと咲いてパッと散る。潔いというか、儚いというか桜には何故だか心を惹かれます。🥹
一本の同じ桜です!
いま全国各地で咲き始めている桜の名は"ソメイヨシノ"ですが、これクローン桜です! 同じ桜と言っても種類が同じということではなく一本の同じ桜です。
同じ一本の桜なので環境条件(主に気温)が同じだと当然、咲くタイミングも散るタイミングも同じになるんですね。
桜は他にも山桜、八重桜、枝垂れ桜、寒桜などありますがソメイヨシノが好まれた理由は見た目の美しさ、開花の期間が長い、耐寒性がある、栽培しやすいということから全国各地に植えられていきました。
植物の増やし方には種から増やす方法の他にも挿し木、葉押し(多肉植物)などありますが ソメイヨシノは接ぎ木が使われています。
それでは、ソメイヨシノで主に使われる接ぎ木とその他の増殖方法を植物別に表しますね。🪴
植物別の増殖方法
接ぎ木
接ぎ木(つぎき)は、木や植物を繁殖するための技術の一つで、親木の枝から芽を取り、それを根付けた苗木の上部に接合することで、同じ品種の木を繁殖する方法です。この方法を使うことで、品種の特徴を維持しつつ、より強く、より健康な木を作ることができます。
接ぎ木は、木の成長期に行われます。具体的には、苗木の成長期に親木の枝から取った芽(接ぎ穂)を接ぎ木用の切り込みを入れた苗木の上部に差し込み、テーピングや結束材で固定します。接ぎ穂が苗木に根付くと、親木と同じ品種の木が育成されます。
接ぎ木は、果樹や観賞植物など、様々な植物の繁殖に用いられています。繁殖する際には、接ぎ穂を取る木(親木)と、苗木として育てる木(台木)を選定し、適切な手順で接ぎ木を行うことが重要です。
代表的な植物は
- 果樹 りんご、梨、桃、ブドウ、イチジク、キウイフルーツなど
- 庭木 観葉植物 バラ、カエデ、モミジ、ツツジ、アジサイなど
種まき
種まきは 植物の種を土にまいて、発芽・成長させる方法です。種まきは比較的簡単に行うことができますが、発芽率や成長の速さに差が出ることがあります。
株分け
株分けは成長した植物を根元から分け、別々の鉢などに植え付ける方法です。株分けは、既に成長した植物をそのまま増やすことができるため、比較的手軽な方法です。
代表的な植物は
- ハーブ類 バジル、ローズマリー、ミントなど
- 球根類 チューリップ、ヒヤシンス、ユリなど
- クレマチス
葉押し
葉挿しは 成長した植物の葉を切り取り、それを水や培養土に挿して、根を生やす方法です。葉挿しは、比較的簡単に行うことができ、根が生えやすい植物に適しています。
代表的な植物は多肉植物で
- エケベリア、
- セダム、
- ハルオシア、
- グラプトペタルム
挿し木
ウチのウンベラータとバラはこの方法で増やしています。😄
挿し木は成長した植物の茎を切り取り、それを水や培養土に挿して、根を生やす方法です。挿し木は、比較的簡単に行うことができ、根が生えやすい植物に適しています。
代表的な植物は
- バラ(挑戦2回目、継続中😄)
- フィカス類(ゴムの木) ウンベラータ、ベンジャミン、ベンガレンシスなど
- ゼラニウム(挑戦したが失敗🥲)
- シマトネリコ
主な植物の増殖方法を紹介しました。
接ぎ木以外の増殖方法は初心者でもできるので挑戦されてはいかがでしょうか😄
私は昨年、失敗したゼラニウムの増殖に再度挑戦したいと思っています。💪
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