リビングやベランダガーデニングを楽しんでいると、どうしても避けて通れないのが「虫」の問題ですよね。
- 虫除けスプレーを使いたいけど、子どもやペットへの影響が気になる
- 天然素材の虫除けを探しているけど、どれが良いのかわからない
- 無農薬(減農薬)でガーデニングをしているけど、虫が出て困っている
最近は、ナチュラル志向のご家庭が増え、虫除け対策にも安全性が求められるようになっています。
ですが、多くの市販品には化学成分が含まれていて、「なんとなく不安…」な気持ちになりますよね😟
この記事では、植物由来の天然成分「ニームオイル」を使った、
ペットや小さなお子さんがいても安心できる虫除け対策を、ベランダや室内向けにご紹介します。
効果・使い方・注意点などをまとめているので、これからナチュラルな虫対策を始めたい方がすぐ出来る内容になっています。
天然素材なら安心で、ちゃんと効き、そして安全に使えますよ。😄
虫除け剤を選ぶときのポイント

虫除け剤を選ぶとき、こんなことで迷ったことはありませんか?
- 効果はあっても、子どもやペットに害がないか心配
- なるべく化学成分が少ないものを選びたい
- 部屋の中でも使えるものがいいけど、においも気になる…
- 使用条件が分かりづらく使いにくい
とくに小さな子どもやペットがいる家庭では、安全性を第一に考えたいですよね。😌
天然・天然由来成分を使った市販品には「ベニカナチュラルスプレー」があります。
(天然成分には、微生物BT菌、植物油、天然除虫菊などが含まれています)
でも、安全なものって、ほんとうに効くの?と思ってしまう方も多いのではないでしょうか…
実は、天然素材でもちゃんと効果がある虫除けはあるんです。👍
なぜ「ニームオイル」が注目されているのか?

最近、ガーデナーやオーガニック志向の方の間で注目され始めているのがニームオイルです。
農業の現場では、土作りの段階から使用されている天然成分の忌避剤です。
インドや東南アジアで古くから使われている植物性オイルで、害虫が嫌う成分(アザディラクチン)が含まれています。
しかも、農薬のように強すぎず、環境にもやさしいのが特徴です。
bio act-TSはニームオイルの中でも、大学・関係機関・農業現場で安全性や効果がすでに実証されていているので安心して室内やベランダで使用できます。
<<安全性に関しては、Ot ecotech Jpan さんのページに詳しく書かれています。>>
ニームオイルの効果と特徴(忌避作用のしくみ)

ニームオイルは、「アザディラクチン」という成分が含まれており、
これが虫の食欲や成長を妨げる作用を持っています。
そのため、虫を殺すというよりは「寄せ付けにくくする/繁殖させない」タイプの虫除けです。
よく効くと言われているのは、以下のような虫たちです。
- アブラムシ
- コナジラミ
- カイガラムシ
- ハダニ
- 蚊(軽減効果)
速攻性は無いが、定期的に散布することで害虫が嫌がる環境をつくる、バリアを作るというイメージですね。😁
安全性は?ペットや子どもへの影響について
ニームオイルは植物由来の天然成分なので、基本的にはペットや子どもがいても安心して使えます。
特に今回ご紹介する「bio act-TS」のような水に溶けやすいタイプは、
添加物を減らして使えるのでより安心です。
もちろん、原液を直接ペットにかけたり、誤って飲み込ませたりするのはNG。
しっかりと希釈して、正しく使いましょう。
ニームオイルのメリット・デメリット
【メリット】
- 天然素材で安心して使える
- 植物にもペットにも優しい
- 土作り段階から使える万能さ
- 週1〜2回の使用で効果が持続
【デメリット】
- 即効性は弱め(使い続けることで効果が出やすい)
- 独特の香りが気になる人もいる
ニームオイルの使い方 bio act-TS

ニームスプレーの作り方(1000倍液)
- 水…997ml
- ニームオイル(bio act-TS)…1ml
虫の発生当初は1000倍液を散布して、予防時には1000〜2000倍液を週1〜2回の使用で防壁を作ります。
「bio act-TS」は水に溶けやすく加工されているため、液体せっけんや乳化剤を加える必要はありません。

そのまま水と混ぜると乳化した状態になり簡単に混ざるので、初心者にも扱いやすく、安全性も高いのがポイントです。
1・2ℓのペットボトルを使うと希釈水を作りやすいですよ😄
使用前は軽く振ってからスプレーしてください。
使える場所
小さいお子さんやペット、食材や調理器具への使用は避ければ、虫が発生する場所へ触接噴霧してバリアを形成してください🧱
【使える場所】
- ベランダの植物
- 室内の観葉植物
- ゴミ箱周辺(特に生ゴミ箱)
- ペットの周辺の床や壁(ペットに直接はNG)
【避けたい使い方】
- ペットの体に直接スプレー
- 赤ちゃんの肌やおもちゃに使う
- 食材や調理器具の近くで使う
使用時に気をつけたい3つのポイント
- よく振ってから使う(オイルと水の混ざりをキープ)
- 日差しが強い時間帯にスプレーしない(葉焼け防止)
- 作ったスプレーは冷暗所に保管し、1週間以内に使い切る
天然成分なので、希釈したものは長期間の使用は向いていません。
作ったらその週で使い切るか、1度に大量に作り過ぎないのがポイントです。
実際に使ってみた感想と注意点
私は、船の室内や自宅ベランダやリビングでこのスプレーを使っていますが、
コバエやハダニが明らかに減っていて、植物が元気になってきたなぁと感じています。
週に1〜2回のスプレーで、予防的にもしっかり効いていますよ。😆
匂いや植物への影響は?
ニーム特有の臭いがあります。
「bio act-TS」の原液の臭いはキツイので、希釈水を作る場合は屋外で行ってください。
臭いが気になる方は、スプレー缶に移す時に水を足し倍に薄めて使用してください。
植物への影響が心配な場合は、本格使用の前に葉の一部に少量だけ試すパッチテストで一度確認してからの使用をおすすめします。
アロマオイル(レモングラス)との違い

ニームオイルの中には、レモングラスを調合して香りを良くしているなど様々な商品があります。
アロマオイルはリラックスしたい時に使ったりお部屋の芳香剤として使われますが、虫を寄せ付けない忌避効果もありることをご存知ですか。😲
忌避効果のあるアロマオイル
- レモングラス
- ユーカリ
- ペパーミント
- ゼラニウム
ニームの臭いが少し苦手だなと思う方は、ニーム+レモングラス・ミント精油など好きなアロマを加えてオリジナルスプレーを作ってみるのもおすすめですよ。😊
- アロマオイルは「香りで虫を遠ざける効果」があり即効性は高め
- ニームオイルは「虫の食欲を抑える作用」があり持続性に優れる
竹酢液(木酢液)の使い分け

竹酢液(木酢液)は、竹や木材を炭化する際に得られる液体で、独特の刺激により蚊、ヤブ蚊などの虫除けに効果があります。
竹酢液(木酢液)は虫除けだけでなく、植物自体の成長を助け更に土の中の微生物も活性させるとても優れた天然資材です。

竹酢液(木酢液)はニームオイル使用以前からベランダの虫除け(スズメバチ)に使用して効果がありました。🐝
- 竹酢液(木酢液):植物の周囲環境に虫を寄せ付けない
- ニームオイル:植物に虫を寄せ付けない
ニームオイルと竹酢液(木酢液)を組み合わせることで、オーガニック成分だけで害虫・病気予防が可能になります。
まとめ|安全・安心な虫除けで、ナチュラルな暮らしを楽しもう
虫除け対策は、家族や植物の健康を守るためにとても大切です。
「bio act-TS」のように水にすぐ溶けて、成分もシンプルな天然素材であれば、
ペットや小さな子どもがいても安心して使えます。
しかも、ガーデニング初心者でも手軽に使えるスプレーなので、
ナチュラル園芸ライフを始めたい方にはぴったりのアイテムですよ。
ぜひ、今日からやさしい天然素材を使った虫対策を取り入れて、
室内やベランダをもっと快適な空間にしていきましょう!😊
最後まで、読んでいただきありがとうございました🙏
あなたは、どのような忌避対策をされていますか? コメントお願いお待ちしています。😄
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この記事で紹介した商品
この記事でご紹介したニームオイル「bio act-TS all natural」です。🌿

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