鮮やかな緑の葉や斑入りの葉、そしてぐんぐん伸びるランナーの先につく折り鶴のように見える子株が可愛いオリズルラン
そんなオリズルランの葉が黄色くなって枯れそうになったりしてませんか?
それ、古葉が残って葉の新陳代謝がうまくいかず新芽が出にくくなっているのが原因かもしれません。思い切ってバッサリ切ってしまいましょう😁
- オリズルランの特徴
- 剪定が必要な理由
- ベランダでも育ちます
オリズルランの特徴
オリヅルランはランナー(ほふく茎)につく子株が折り鶴のように見えることから、オリズルランと名付けられました
オリヅルランは、緑色の葉に白色の外斑や中斑が入り、ミニ観葉や鉢植え、ハンギング(吊鉢)などにして楽しめます。
丈夫で初心者の方でも簡単に育てやすい植物です。😌
育てる場所
オリズルランには葉が硬さに違いがありそれぞれ育てる環境が違います
葉の硬さ | 耐寒 | 育てる場所 |
硬いタイプ | 強い | ベランダなど屋外 |
柔らかいタイプ | 弱い | 明るい室内 |
① 葉が硬いタイプは寒さに強く屋外でもよく育ちますが 、零下になる日は室内に入れてください観葉植物と一緒に部屋の中に置いてる印象ですが日当たりの良い屋外でも良く育ちます
②葉が柔らかいタイプは直射日光が直接当たらない、明るい室内で育てます
水遣り
オリズランの根は多肉質で乾燥にはつ置いので、土の表面が乾いてきたら与えます
水が切れてくると葉がシナッとして来ますが、水遣りするとすぐにぷっくりして水を取り込み元に戻ります😊
植替え
成長が旺盛なので毎年植替えが必要だと園芸書で書かれたりしますが、ウチのオリヅルランは鉢の表面の土に足すだけで2年間植え替えをしていませんが元気に育っています😁
増やし方
写真の赤丸がランナー(ほふく茎)の先についた子株ですが、ランナーに付けたまま子株を鉢に植えると栄養はランナーからもらえるので簡単に増やすことができます。
子株の下から根が出て来ている場合は、ランナーを根本から離して植え付けられます。
大寒波で分かったことですが、地上部(土から上の部分)の葉が寒さで枯れても地下茎が大丈夫なら暖かくなる頃には新芽が出てきます
地下茎でも増えていくので庭植えの場合は何もしなくても増えていきます😄
剪定が必要な理由
成長促進
枯れた葉や過密になった枝葉を取り除いてあげることで、光や空気の通り道ができます。
光や空気の通り道ができると新しい芽や枝が生えやすくなり、植物が健康に成長します。
美観を整える
形状や見た目を整えるために剪定を行います
過剰な成長や乱れた枝の形状を整えることで、植物のを美しく保つことができます
また、特定の形状や鉢のサイズを維持するためにも剪定が重要です
室内で育てる場合に伸ばしっぱなしのボーボー状態だと見た目も悪くなりますね😅
病気の予防
過密な枝葉と被害を受けた部分を剪定することで、病気や害虫の蔓延を予防することができます
剪定によって、風通しや光の入り方が改善され、湿度や病原菌の繁殖を抑える効果があります
また、剪定によって害虫が隠れる場所が減り、害虫被害を低減することができます
蒸れは禁物です
収穫量の増加
これは果樹や野菜の場合のお話ですが、剪定によって収穫量を増やすことができます。
枝や葉の密集を適切に管理し、光の取り込みや風通しを最適化することで、花や果実が健康に成長しみかん🍊やりんご🍎などの果樹は剪定(摘花)することで、残った実に栄養を集中させ
残った実は大きくなり普段お店で買っているいるような甘く美味しい果実に育ちます😊
安全の確保
植物が建物や隣部屋に影響を与える可能性がある場合、剪定によって安全性を確保しましょう
ランナーがお隣まで伸びて行ったり、ベランダの壁に掛けた鉢を下に落としてしまって駐車中の車を傷つけたり、通行人に支障をきたしたりしないよう、適切な管理を心掛けて下さい
ベランダの直射日光下でも育ちます
ベランダが狭いマンションで育てる場合、大きくなったり増えてきた時に置き場所はどうしよう?という悩みが出て来ます。そんな時は直射日光の強い壁際に置いてみましょう
オリズランは直射日光が当たる場所でも育ちます
- 日陰から日向に数段階の移動して徐々に日光に慣らしていく
- 3月後半のまだ日光が強くない頃に移しておく
これらの方法で我が家のオリヅルランは、真夏の直射日光を浴びてもグングン成長しています
お部屋に置くスペースが無くなってきたなぁと思ったら、ベランダの明るい場所もお試しください
上の写真はバッサリ剪定から12日後の状態です。
剪定時は2.3本しか伸びた葉がありませんでしたが、今はたくさんの新芽🌱が出てきました。
垂れたランナーの先にちょこんと子株が乗った姿が可愛いオリヅルラン。部屋に飾るととてもオシャレになります
園芸初心者の方でも簡単に育てられると思うので是非、どうぞ😊
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